ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.):伝統から科学へと受け継がれる薬草の可能性
〜抗炎症、抗酸化、抗ウイルス、代謝改善、美容への示唆まで〜
はじめに:アジアに根ざした、香り高い伝統薬草
ドクダミ(学名:Houttuynia cordata Thunberg、読み:ホウトウニア・コルダータ・トゥーンベリ)は、サジオモダカ科(Saururaceae)に属する、多年生の草本植物です。日本語では「ドクダミ」、英語では「フィッシュミント(Fish mint)」や「カメレオンプラント(Chameleon plant)」、中国語では「魚腥草(Yu Xing Cao)」と呼ばれます。
この植物は、湿気の多い日陰の地に自生し、東南アジアや東アジア(日本、中国、韓国、ベトナム、タイ、ミャンマーなど)の山間部や水辺、森のふちなどでよく見られます。標高1300〜2500メートルに自生し、田畑や庭先でも繁殖します。
古くからこの植物は、料理と民間療法の両方に用いられてきました。とくに日本では、「どくだみ茶」として親しまれており、便通の改善やむくみ、肌荒れの対策として用いられてきた歴史があります。また、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時には、中国の国家医療機関により、ドクダミが治療薬草の一つとして指定され、さらに注目されました。
植物としての特徴:葉のかたちから香り、そして繁殖方法まで
ドクダミは、高さ30~60cmほどの小さな植物です。葉はハート形(広心形)で、裏面はやや紫色を帯びており、茎は地中に張り巡らされた地下茎(rhizome)から直立にのびます。
初夏(5月〜7月)には、4枚の白く細長い総苞片に囲まれた淡黄色の小さな花を咲かせます。この花は、3本の雄しべを持ち、雌しべよりも長く突き出ています。
種はほとんどの場合不稔ですが、地下茎によって栄養繁殖するため、冬の間に地上部が枯れても、翌年の2月ごろにはまた新芽が出てくるという生命力の強さがあります。根は最大90cmの深さにまで達することが確認されています。
日本およびアジア地域での伝統的な利用法
ドクダミは、地域ごとに多様な呼び名と使い方があります。
- インド北東部では「Jamyrdoh」や「Ghandhey Jhar」と呼ばれ、生でサラダとして食されたり、お茶、スープ、薬用の煎じ薬として利用されたりしています。
- 中国やベトナムでは、風邪、喉の痛み、肺の炎症、膿瘍などに対して、煎じ薬や外用として使用されます。
- 日本では、乾燥させた葉をどくだみ茶として飲用するほか、生葉を傷口に貼ったり、煎じ液を皮膚疾患や蓄膿症の洗浄に用いることもあります。
また、近年では化粧品原料としても注目されており、美白、シワ改善、アトピー性皮膚炎、フケ対策などを目的とした製品に応用される例も報告されています。
栄養成分と季節による変動
ドクダミの葉や根には、以下のような栄養素が含まれています:
- たんぱく質:葉に約8.13%、地下茎には11.5%
- 炭水化物・脂質・食物繊維
- ミネラル:
- カリウム:49.65 mg/g
- カルシウム:8.25 mg/g
- ナトリウム:1.30 mg/g
- 鉄:0.98 mg/g
- マンガン:0.08 mg/g
- ビタミンC:とくに夏以外の季節に高濃度
季節変動:
- 揮発性成分や食物繊維は夏に多く
- ビタミンCはそれ以外の季節に多く含まれる傾向
化学成分とその働き(フィトケミカルの全体像)
ドクダミには、多種多様な植物由来の有効成分(phytochemicals)が含まれています。これらは、葉、茎、地下茎など、部位によって分布が異なります。
フラボノイド(Flavonoids)
- クエルセチン(Quercetin)
- ルチン(Rutin)
- クエルシトリン(Quercitrin)
- アフェゼリン(Afzelin)
- ハイペロシド(Hyperoside)
- イソクエルシトリン(Isoquercitrin)
フェノール類(Phenolic Acids)
- クロロゲン酸(Chlorogenic acid)
- カフェ酸(Caffeic acid)
揮発性油(Volatile Oils)
- デカノイルアセトアルデヒド(Decanoyl acetaldehyde):独特のにおいの主因。加熱で2-ウンデカノンに変化
- 2-ウンデカノン(2-Undecanone)
- β-ミルセン(β-Myrcene)
- α-ピネン(α-Pinene)
- リモネン(Limonene)
アルカロイド(Alkaloids)
- アリストロラクトムA/B(Aristolactam A/B)
- ノルセファラジオンB(Norcepharadione B)
多糖類(Polysaccharides)
- HCP-2、HCA4S1、HBHP-3など:免疫活性化、腸管バリア修復作用
トリテルペノイド(Triterpenoids)
- ベツリン酸(Betulinic acid)
- ウルソール酸(Ursolic acid)
このように、ドクダミは単なる民間薬ではなく、科学的に裏付けられた複雑かつ多機能な植物化学の宝庫なのです。
1. 抗炎症作用(Anti-inflammatory Activity)
炎症とは、感染症や組織の損傷に対する身体の自然な防御反応ですが、慢性化すると様々な病気の原因となります。ドクダミは、免疫系や炎症を調節するはたらきを数多くの研究で示しています。
どのように効くのか?(作用メカニズム)
ドクダミの有効成分は、以下のような炎症性分子やシグナル伝達経路を抑制することが報告されています:
- NF-κB(Nuclear Factor-kappa B):炎症性サイトカインの産生を促進する代表的な転写因子
- MAPK(Mitogen-Activated Protein Kinase):細胞の炎症やストレス応答を制御する酵素
- PI3K/Akt/mTOR 経路:細胞の成長や免疫反応にも関わる重要な経路
ドクダミエキスやその成分は、これらの経路をブロックし、TNF-α(腫瘍壊死因子α)、IL-6(インターロイキン6)、IL-1β などの炎症性サイトカインの産生を抑えることがわかっています。
実験データの一例:
- マウスにおける肺炎モデルでは、エタノール抽出物(100〜400 mg/kg)を経口投与したところ、気管支肺胞洗浄液中の炎症細胞数が最大66.5%減少
- 膀胱の炎症モデルでは、ドクダミの経口投与により肥満細胞の浸潤が抑えられ、排尿機能が改善
- 特定のフラボノイド成分(アフェゼリンなど)は、AMPKおよびSIRT1といったエネルギー代謝や老化にも関わる経路を活性化
2. 抗酸化作用(Antioxidant Activity)
酸化ストレスは、老化、がん、生活習慣病、皮膚のしわやたるみなどの原因として広く知られています。これは、活性酸素種(Reactive Oxygen Species = ROS)という体に有害な分子が過剰になることで起こります。
ドクダミは、どのように抗酸化作用を発揮するのか?
- クエルセチンやアフェゼリンなどのフラボノイドは、活性酸素を中和し、細胞を酸化ダメージから守る
- H₂O₂(過酸化水素)によって引き起こされるDNA損傷やタンパク質変性を防ぐ
- 細胞培養実験では、ドクダミ抽出物がROSを減少させ、細胞内の抗酸化酵素の活性(SOD、CAT、GPxなど)を高めた
動物実験では?
- 肝障害モデル(アセトアミノフェン誘発)では、ドクダミがGSH(グルタチオン)やカタラーゼ(CAT)などの抗酸化物質を増加させ、CYP2E1という酸化酵素の発現を抑制
- IC₅₀値(酸化抑制濃度)は1.02 mg/mLで、これは抗酸化物質として有名なビタミンEと同程度
3. 抗ウイルス作用(Antiviral Activity)
ドクダミは、多様なウイルスに対する感染抑制作用が報告されています。
SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群)および SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)
- 分子ドッキング(in silico)研究では、ドクダミ由来の化合物がウイルスのMpro(主要プロテアーゼ)、PLpro(パパイン様プロテアーゼ)、RdRp(RNA依存性RNAポリメラーゼ)に結合し、活性を阻害する可能性
- マウス実験では、16g/kgの高用量投与でも毒性は見られなかった
ヘルペスウイルス(HSV-1およびHSV-2)
- フラボノイド類の houttuynoids A〜E、G〜J、M は、ウイルス増殖を IC₅₀値14.10〜70.76 µM の範囲で効果的に阻害
- NF-κBの活性阻害や、ウイルスの細胞侵入阻止が確認
インフルエンザウイルス(IAV)
- HCP(多糖類)は、マウスモデルでウイルス感染後の腸内バリア機能を回復
- sIgA(分泌型免疫グロブリンA)やタイトジャンクションタンパク質の発現を促進
4. 抗菌・抗寄生虫作用(Antibacterial and Antiparasitic Effects)
ドクダミやその成分は、細菌や寄生虫に対しても広範な効果を示します。
- サルモネラ感染マウスでは、ドクダミ水抽出物によって生存率が向上
- シュードモナス属細菌(Pseudomonas
aeruginosa)では、SH(ナトリウム・ホウツウイフォネート)が運動性やバイオフィルム形成を抑制
- algD、lasI、lasR、rhll、pqsAなどの遺伝子発現も抑制
- セントジョージス菌(Hymenolepis diminuta)という寄生虫に対して、ベツリン酸が強い駆虫作用を示した
5. 抗がん作用(Anticancer Activity)
ドクダミに含まれる様々な成分は、がん細胞の増殖を抑えたり、がん細胞を自然死(アポトーシス)に導いたりする作用を示しています。
どのようにがん細胞に働くのか?(作用メカニズム)
- 細胞周期の停止:がん細胞の成長を止める(特に G0/G1 期での停止)
- ミトコンドリア依存性アポトーシス経路:ミトコンドリアを介して細胞死を誘導
- シグナル伝達の調整:
- Nrf2-HO-1/NQO-1:酸化ストレスから細胞を守る
- FOXO3、HIF-1A、MEF2A:アポトーシス関連遺伝子の活性化
- AMPK:代謝調整とがん抑制
- PI3K/Akt 経路:がん細胞の成長と生存に重要な経路の阻害
対象となったがんの種類と効果
- 肺がん(Lung cancer):
- 2-ウンデカノンがNrf2経路を活性化し、がん細胞の DNA 損傷を抑制
- 肝がん(Hepatocellular carcinoma):
- ドクダミ抽出物が脂質の蓄積とがん細胞の増殖を抑制(AMPK阻害による)
- 大腸がん・胃がん(Colorectal and Gastric cancer):
- ミトコンドリア経路を介したアポトーシスを誘導。加熱抽出により抗がん作用が強まったという報告
- 乳がん・白血病(Breast cancer, Leukemia):
- HER2(ヒト上皮成長因子受容体2)のリン酸化を阻害
- 白血病細胞では、小胞体ストレスとミトコンドリアの変化による細胞死が確認された
補足:これらの研究は主に試験管内(in vitro)や動物モデルで行われたものであり、ヒトでの臨床試験はまだ十分ではありません。しかし、初期データは非常に有望です。
6. 糖尿病・肥満に対する代謝改善作用(Antidiabetic and Anti-obesity Effects)
現代人にとって関心の高い血糖値のコントロールや肥満対策にも、ドクダミは注目されています。
実験で確認された主な効果:
- インスリン感受性の改善:インスリンの働きが高まり、血糖値の上昇を抑制
- 膵臓、肝臓、脂肪組織における酸化ストレスと炎症の軽減
- 脂質代謝の改善:脂肪の蓄積に関与する酵素の発現を抑制
- 抗肥満作用:アディポネクチン(adiponectin)やCTGF(結合組織成長因子)の調節
メトホルミン(Metformin)との併用効果:
- 糖尿病の標準薬であるメトホルミンとの併用で、相乗的に血糖値が下がり、より大きな代謝改善効果が確認された
7. 皮膚老化・光老化(Photoaging)との関連性
皮膚のしわやたるみ、シミなどは、紫外線(UV)による慢性的な炎症や酸化ストレスが原因とされ、これを「光老化(photoaging)」と呼びます。
ドクダミが皮膚にどう役立つ可能性があるのか?
- 抗酸化作用:活性酸素を除去し、皮膚細胞を守る
- 抗炎症作用:NF-κBやCOX-2といった炎症関連経路を阻害
- 肌のバリア機能の強化:腸管や粘膜で確認された効果が、皮膚にも応用される可能性
- フラボノイドの外用応用:化粧品の成分としても、抗炎症や抗酸化成分として使用される実績
実際の応用例:
- ドクダミエキスは、マッサージパック、保湿クリーム、シミ対策ローション、アトピー性皮膚炎用化粧品などに使用されている
8. 安全性と毒性(Toxicity and Safety)
ドクダミは長年、食品および薬用植物として広く摂取されてきた歴史がありますが、科学的な安全性評価も行われています。
主な実験結果:
- 13週間の反復投与試験(ラット)における無毒性量(NOAEL):
- オス:999 mg/kg/日
- メス:350 mg/kg/日
- 急性毒性試験(2000 mg/kgまで)では、有害な変化は見られなかった
- サブアキュート試験(28日間の中期投与)では、500〜1000 mg/kg/日で一部に肝臓や腎臓の変性が見られた
その他の注意点:
- 中国では注射剤として使用した際にアレルギー反応が報告されており、注射や点滴による投与は推奨されていない
- 妊婦や小児に対しては、経口摂取や外用でも慎重な使用が望まれる
9. 美容、食品、農業への応用(Practical Applications)
ドクダミは、その機能性から以下のような分野でも注目されています。
化粧品:
- 美白
- しわ改善
- 皮膚保湿
- アトピー性皮膚炎のスキンケア製品に配合
食品・飲料:
- ドクダミ茶
- 発酵食品
- 伝統料理(サラダ、チュトニなど)
農業:
- ドクダミ煎液でナスの種の発芽が促進されたという報告あり
10. まとめと今後の展望
ドクダミ(Houttuynia cordata Thunb.)は、伝統医療の経験と、近年の科学的研究が融合しつつある貴重な薬用植物です。
その作用は以下のように多岐にわたります:
- 抗炎症、抗酸化、抗菌・抗ウイルス、抗寄生虫作用
- 抗がん作用(さまざまな種類のがんに対して)
- 糖尿病・肥満の改善
- 美容と皮膚保護の可能性
- 毒性が低く、安全性が高い(ただし高濃度・長期使用は注意)
今後の課題と研究の方向性:
- 有効成分の吸収・分布・代謝(薬物動態)の研究
- 皮膚や腸などの粘膜を通過するかどうか(バリア通過性)
- 臨床試験による実証的データの蓄積
- 有効成分の標準化(品質の安定性)
- 新たな医療や健康食品への応用
最後に:
この植物は、古くから私たちの暮らしに寄り添ってきたやさしい薬草でありながら、驚くほど多くの科学的可能性を秘めています。これからの医療や美容、栄養の世界において、ドクダミが再び脚光を浴びる日が来るかもしれません。
言葉のやさしいメモ
ドクダミ(Houttuynia cordata)
日本やアジア各地で古くから薬草として使われてきた植物。独特な香りと、白い花が特徴です。フィトケミカル(Phytochemical)
植物に自然に含まれる、色や香り、苦味のもとになる成分。体のバランスを整えたり、健康を守るはたらきがあります。抗炎症作用(Anti-inflammatory effect)
体の腫れや痛み、赤みなどをおさえる働き。風邪や肌トラブル、生活習慣病の予防にもつながります。炎症性サイトカイン(Inflammatory cytokines)
体の中で炎症を引き起こす「伝達メッセージ」のような物質。たとえば IL-6 や TNF-α などがあります。多すぎると病気の原因になります。NF-κB(Nuclear Factor-kappa B)
体がストレスやウイルスに反応したときに動き出す、炎症を引き起こすスイッチのようなたんぱく質。必要以上に働くと体に悪影響が出ることがあります。抗酸化作用(Antioxidant effect)
体の中で生まれる“サビ”のようなもの(活性酸素)をおさえて、細胞や肌を守る働きです。老化防止にも関わります。活性酸素(Reactive Oxygen Species, ROS)
ストレスや紫外線、たばこなどで体内に発生する、細胞を傷つける物質。これがたまりすぎると病気や老化の原因になります。アポトーシス(Apoptosis)
細胞が役目を終えたときや、ダメージを受けたときに、自分から静かに消えていく自然なしくみ。体のバランスを保つために重要な現象です。細胞周期(Cell cycle)
細胞が増えたり分裂したりする一連の流れ。これがうまくコントロールされないと、病気につながることがあります。IC₅₀(Half maximal inhibitory concentration)
ある成分が、標的(たとえばウイルスやがん細胞など)に対して、どのくらいの濃さで作用の強さが半分になるかを示す指標です。数字が小さいほど少ない量で効果が出やすいことを示しますが、「効き目の強さ」とは別の指標です。NOAEL(No Observed Adverse Effect Level)
動物実験などで、それ以下の量では明らかな副作用が観察されなかったという最大の量を指します。必ずしも「安全な量」という意味ではなく、体質や使い方によって影響が変わることがあります。ミトコンドリア経路(Mitochondrial pathway)
細胞の中の「エネルギー工場」であるミトコンドリアが関わる、細胞の生き死にを決める重要なしくみです。AMPK(AMP-activated protein kinase)
エネルギー不足を感知して、代謝や細胞の働きを調整するたんぱく質。炎症や老化との関係も注目されていますが、その作用は状況によって異なります。インスリン感受性(Insulin sensitivity)
血糖値を下げるホルモンであるインスリンが、体にどれだけ効くかを示す度合い。感受性が低いと、特に2型糖尿病のリスクが高まります。腸管バリア機能(Intestinal barrier function)
腸が「必要な栄養は通し、悪いものは入れない」ための守りのしくみ。これが乱れると、アレルギーや炎症、免疫の異常につながることがあります。タイトジャンクション(Tight junction)
腸や肌の細胞がすき間なくくっついてバリアを作るための“接着剤”のような構造です。バイオフィルム(Biofilm)
細菌が自分たちを守るために作るぬるぬるした膜。これがあると、抗菌薬が効きにくくなります。ウイルスプロテアーゼ(Viral protease)
ウイルスが自分のたんぱく質を切り出すために使う酵素。この働きを止めると、ウイルスの増殖を抑えることができます。RdRp(RNA-dependent RNA polymerase)
ウイルスが自分の RNA(遺伝情報)を複製するときに使う酵素。RNAウイルスにとっては命綱のような存在です。光老化(Photoaging)
紫外線を長年浴びることで起こる肌の老化現象。しわやたるみ、シミなどが代表的なサインです。臨床試験(Clinical trial)
ヒトを対象に、新しい薬や成分が本当に効くのか、安全なのかを調べるための実験。信頼できるエビデンス(科学的証拠)を得るために欠かせません。
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ドクダミ | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベース
https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003405.php